株式投資は、一般的には余裕資金でやりましょう、と言われています。
一方で、証拠金を入れて投資資金の数倍の株式を売買する信用取引や、最大25倍のレバレッジで投資できるFXなど、資金効率を高めることも投資戦略の一つです。
信用取引や、証券担保ローンでお金を借りる場合は、比較的低い金利なので、自分でリスクコントロールできる範囲で投資効率を上げることもできます。
では、元手となる資金が無いからと、キャッシングでお金を借りて株式投資をすることは大丈夫でしょうか。
一般論から言うと、100％借金した資金で株を買う（フルローン）と、株価が下落したら他の収入が無い限り返済不能となってしまうため、キャッシングしないほうが懸命です。また、キャッシングの利用目的で「投資」と答えると、審査が通らない可能性が高いです。
アベノミクス効果で日本株相場が長期的に上昇傾向にある現在ならば、何ヵ月か持ち続ければ評価額が上がる可能性も高いので、実質年率15.0％などでお金を借りてもなんとかなるかもしれません。
ただし、意に反して株価が下落した場合の返済手段が無いと、大変なことになってしまいます。基本的には元手が全く無いのであればキャッシングしてまで株式投資をするのは危険と言えそうです。